どうもryoです。
今回は縄文時代から弥生時代へと変わっていくところを紹介していきます。
目次
- 日本の文化を支える食が確立
- むらができ、くにへと変わる
- 人の身分ができる
- まとめ
日本の文化を支える食が確立
縄文時代の食といえば、狩猟などが多く、ほとんどが自然頼みだったのです。
問題点は簡単です。
それは安定して食を手に入れることができなかったことです。
そこで弥生時代の人は考えました。
「食を安定して手にいれるためには自分たちで作ればいい!」
これがすべての決め手です。
日本の食文化といえばこれですね。
米です。
そう、稲作が弥生時代に始まったのです。(伝わってきてこれいいねってなりました)
米の栽培が始まり、日本の土地と気候が功を奏し、米作りは大成功します。
そうして弥生時代の人は食に困らなくなっていきます。
そして米作りを進めるために、あらゆる道具が開発されました(石包丁など)。
むらができくにへと変わる
米作りがうまくいき、万々歳の弥生時代の人々。
しかし、ここで問題が発生。
それは
集落ごとで豊作、不作が出ました。
豊作の集落は何もいうことはなかったのですが、不作の地域は食に困ります。
不作の地域の人々は何を考えるか。。。
「豊作の集落だけせこい、みんなが死ぬのは嫌だから、奪い取ってやる」
ということになるのです。
奪いにいくとなると、死ぬ覚悟で行くのですから、当然起こることがあります。
争いです。
地域ごとに争いごとから守るためあらゆる施作を行います。
例えば、自分の地域の周りに堀や柵を作り侵入を防ぐ。
高台を作って見張りをする。
といったように守りを固めていくうちに
「あそこの集落強くない?」
となっていき集落の評判がついていきます。
「なんであんなに強いの?」
それはその集落に秘密があるからです。
「王ってやつがいるらしいぞ」
王?それは何かというと、集落の指導者です。この人がいるからうまく集落をまとめることができました。
そして王がいるところに人々は集まり、集落は大きくなったことでむらへと変わったのです。
むらは人々が増えることでどんどんでかくなっていきます。
しかしまた問題が発生します。
むらとむら同士の争いが始まったことです。
でかくなればなるほど、ほかのむらにも影響が与えられます。
そしてより大きいむらが指導権を握るようになり、むらとむらが合体するようになります。
そしてその中から一番強いむらの王が指導権を握ることになります。
その人が王から大王へとなっていきます。
さらにむらとむらが合体していくと広大な土地がそのむらのものになることから
むらはくにへと進化しました。
つまり土地をたくさん手に入れていくと
集落→むら→くに
となっていくのです。
人の身分ができる
くにへと進化した地域には当然人々の優劣がついてきます。
大王が一番偉い。
その下にくにの中にあるむらを従える王。
その下に稲作を営む人々
となっていくのです。
中でもめちゃくちゃ大きくなったくにがあります。
それは邪馬台国です。
当時邪馬台国には最強の指導者がいました。
卑弥呼
占い(未来予知)ができたこともあって人々は卑弥呼を信頼しきるのです。
こうして弥生時代から人々の身分が出来上がりました。
卑弥呼(最強)→大王(くにの指導者)→王(むらの指導者)→稲作をする人々
まとめ
弥生時代はまず、縄文時代と違い、食文化が大きく発展します。稲作です。
次に稲作が豊作、不作の集落が出てきて、米の奪い合いが始まる。
守りを固める強い集落が出てきてどんどん集落の規模を大きくしていった。
その結果むらができ、むらとむらが合体してさらに大きくしたくにができる。
くにの中でもめちゃくちゃでかいくに、邪馬台国ができる。
そこには最強の卑弥呼という指導者がいた。
この弥生時代のシステムができて人々は身分を気にするようになりもっと強く、もっと大きく、周りから信頼されたい、となって弥生時代から新たな時代へと変わっていきます。
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