出身成分

今月も1冊本を読みました。

「出身成分」

とっても面白かったです。

ではどんな内容だったのかお伝えしていきます。

出身成分とは

まずこの小説のタイトルにもなっている出身成分。

これは北朝鮮にある身分制度。

社会主義である北朝鮮にはその身分制度を活用しながら人民を動かしているみたいです。

でもその身分制度は平等とは程遠いもの。

人権というものを口にする人なんていない。

その中で主人公のヨンイルは出身成分が良い方であった。

そのヨンイルがある事件を調査してくれというところから物語は始まります。

大どんでん返し

松岡圭祐さんと言えばやはり

大どんでん返し!

読んでいてハラハラしながら読んでいけるのが好きです。

今回は特にその大どんでん返しが強かった気がします。

まずヨンイルが事件の調査を進めていくのですが、私はこの事件の犯人がこの人かな、それともこの人かなと思いながら読んでいきました。

しかし、

やはり犯人がわかった時には面食らいました。

しかし、

それだけでは終わらなかった。

ヨンイルの出身成分が落とされるかもしれないとなった時また面食らいました。

こんな展開誰が予想できるの!?

といった展開になりとっても面白かったです。

感想

個人的には松岡圭祐さんが好きなので100点満点です!

そして何より題材が北朝鮮。

なかなか触れられてこなかった場所を舞台に繰り広げられるストーリーは斬新かつとても勉強になりました。

私自身、改めて日本人でよかったなって思います。

今回のテーマは人権も入っている気がしました。このことが今も昔も変わらず人間の最大の課題なんだと思いました。

今後も読んだ本の感想は書いていこうと思います!

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